2013/10/20鑑賞
- 監督:ジェームズ・ワン
- 前半はよくある古風なホラーかと思っていたら、後半から二つの家族が結束して悪魔と戦うアメリカ映画お得意の流れに乗っかってきて、ホラーというよりは家族の映画、チームの映画として燃える展開になる。
- 最初バラバラだった霊媒家族と被害者家族が悪霊との戦いを通じて結束していく様、そしてそれをクライマックスのアクションに結実させるカタルシスが見物。妻の戦いと夫の戦い、初心者の戦いと常習者の戦いでそれぞれ分断されていたものが、三方からの説得の場面でいよいよ結集するのだ。
- 顔が明かされるので正直怖くはないが(暗闇からぬっと出て来て拍子を打つ手は少し怖かった)、アメリカの退魔ものってこういう物理的なノリだよね。
- 館ものらしく、外観と内部構造をきっちり観客に説明してくれるところはちゃんとしてる。
- 庭の木ともみあげが良い。あの木は探してきたのか、それともCGなのか。
- ラストシーンがかなりしつこいけど、もしかして何か見えるのだろうか。