2013/9/7鑑賞
- 監督:マキノ雅弘
- 傑作。これは必見。
- 撮影は宮川一夫。状態が悪かったのか音声の聞き取りにかなり難があり、正直あらすじがよく分からないまま観終わったのだが、画面は素晴らしい出来。
- 何度も出てくる家屋と橋の距離感であるとか、茶室とかの空間造形が、ちょっとした場面にも豊かな空間を作り出しており、そのおかげで遠景と近景の構図をカッティング・イン・アクションですぱすぱと繋げていくことが可能になっている。
- 映画において"花道"を作るときは、モーセが海を割るがごとく、群衆を割って人を歩かせることが一番感動的になるのだ。そういうことをこの映画から教えられた。