2013/5/12鑑賞
- 監督:ジェームズ・グレイ
- 刑務所帰りの男(マーク・ウォールバーグ)が叔父の経営する会社に就職するが、そこには悪友(ホアキン・フェニックス)の姿があり、やがて男は入札に係る汚職や談合に巻き込まれていく。
- マーク・ウォールバーグとシャーリーズ・セロンが妖しげな会話をするパーティ場面で明滅する照明が、その後3度、死神のように悲劇を期待して現れるというサスペンスの組み立てからしてやられた。
- 車の中で涙を流すシャーリーズ・セロンの顔や、どこまでも息子を信頼するエレン・バースティンと息子が抱き合う場面に涙を堪えられなかった。ハリス・サヴィデスの撮影が凄すぎる。ああしかし階段というのは不吉な装置だ。
- ドア越しの銃撃は見事だけど、外を覗いたすぐ後に車内のホアキンのクローズアップを入れては台無しでは?