2017/2/20鑑賞
- 監督:ジョン・フランケンハイマー
- ベン・アフレックとシャーリーズ・セロンが出演しているので見た。何気にダニー・トレホがいる。クリスマス映画。
- 出所したルーディ(ベン・アフレック)は、ムショで一緒だった男の文通相手(シャーリーズ・セロン)がいい女だったので、その男のフリをして恋仲になる。すると、その兄貴が出てきて、とある犯罪計画に巻き込まれるのだった。
- 危機に陥るたびに、口から出まかせと、うろ覚えでなんとかしていくので活劇を見たという気分になる。ご都合主義万歳。あと、ピントがいいので見れる。
- 巻き込まれ型映画の宿命か、展開を二転三転させること自体が目的なせいでシナリオは破綻しているとしか思われないが、娯楽映画としてはぶっ飛んだ展開を見る楽しみもあり、特に気にならなかった。ヒロインへの想いはあるだろうけど、主人公の行動から理由が消えるからか、アクション映画としてはいい弾みになっている。
- 他人を偽って成り替わるという題材もそうだけど、広角レンズの選択や、斜めに傾いたレイアウト、被写体に極端に近い位置でぐにゃっと伸びた空間を作ったりするのも同じくフランケンハイマーの映画『セコンド』を思い出した。