2016/9/2鑑賞
- 監督:クレイグ・ギレスピー
- 実際にあったSSペンドルトン号の救出劇を題材にしたディザスター映画で、猛吹雪の嵐のなか、真っ二つに折れたタンカーの乗組員を救出するために沿岸警備隊が出動する。
- クリス・パイン、ケイシー・アフレック、ベン・フォスター、エリック・バナとなかなか豪華なキャストが揃っている。
- 物語はかなり古典回帰的で、仕事に行ってくる男と、それを待つ女の話でもある。ただ説話がややゆったりとしていて遅いところはモダンな印象があって(上映時間が118分とあるのでこれは無理もないところ)、そこが楽しめなかった。どうせクラシックにやるなら90分で語り切って欲しい。
- 典型的な「帰る男」と「待つ女」の帰郷のラブロマンスなのに、「ヒロインがいらない」という感想を見かけたのは隔世の感があった。