ロード・オブ・セイラム
2017/10/10鑑賞
- 監督:ロブ・ゾンビ
- セイラム魔女裁判の呪いが、セイラムに住むラジオパーソナリティの女性にふりかかり、なんだかすごいことになる映画。
- しかし、セイラムって今は違う地名になっていたのではと思った。
- ほとんど最初からラストの一枚絵が決まっていて、そこに向かってひたすら展開していくので起伏に乏しい、というかこういう「怪物」や「運命」を扱う題材は通俗的な物語と相性が悪い。とにかくイメージが羅列されていて、そのイメージは強烈なので、なんかすごいことになってる……という感慨はある。
- 本来は一番ドキドキするはずの、主演女優が怪しいドアの向こうに入る場面。そのドアが閉まるときにわざわざカメラが外に出て観客を冷静にするし、その後出てくる怪物もなめて映すので、観客を没入させ、怖がらせるホラー映画とはまたべつの志向をしているのだと思った。