2015/1/18鑑賞
- 監督:デヴィッド・クローネンバーグ
- ハリウッドゴシップ話かと思えば割に古典的な悲喜劇へともつれこんでいく。クローネンバーグらしいと言えばらしいし、オチが優しいこと以外はむしろ初期の作風に戻ったのかもしれない。
- 報道などで聞こえてくる話を総合する限り、クローネンバーグはもうあまり映画に興味ないらしいけど、もっと暴れて欲しいというのが正直なところだ。
- 女優の役割が大きいのは好み。もちろん、子役俳優の体型の不気味さだとか、銃の暴発場面や、よく分からないが個性的としか言いようのない会話シーンとか、全く被害者をカメラに映さない撲殺シーンとか、作家愛的な満足感は得られるのだけれど。
- クローネンバーグ映画における銃の使用がどんどん暴発に近づいて行っている。
- 火傷を手袋で隠す姉のミア・ワシコウスカを見れたのはよかった。