トールマン

2013/12/9鑑賞

• 監督：パスカル・ロジェ
• 面白い。ジェシカ・ビールが冒頭でお岩さんのように傷だらけになっていて、作中でもやっぱり傷を負うんだけど、何度傷を負っても冒頭の怪我になかなかたどり着かないという焦らしで引っ張る。工夫されたシナリオでも引っ張る。
• ところどころ長回しで撮っているけど、気づきにくい。一番派手なのは、ジェシカ・ビールが家から出されて、車に入れられ、投げられた石で窓ガラスを割られるという長回し。
• 最後、化粧をしたジョデル・フェルランドが、長い髪を隠して顔を出し、レザージャケットを着ていた場面に涙が出た。少なくとも彼女にとっては何かが変わったということが視覚的に襲ってくるからだ。