呉衣の映画トンネル

映画の感想(ネタバレ有)を置きます

こわれゆく女

2014/12/4鑑賞

  • 監督:ジョン・カサヴェテス
  • 言わずと知れた傑作で、すごかった。舞台劇を間近で見ている感じがあり、被写体に遅れてピントが合うところなどが猶更そういった印象を強めている。
  • フレーミングと役者の動きがともに自由だが、ジーナ・ローランズと子供たちの再会の場面は、あの仕切りの向こう側に入れるカメラなどないと言わんばかりの、ガラス越しの超クローズアップのみの画面構成だった。ところで街中で時間を尋ねるジーナ・ローランズは隠し撮りだったんだろうか。