呉衣の映画トンネル

映画の感想(ネタバレ有)を置きます

ラッシュ/プライドと友情

2014/2/10鑑賞

  • 監督:ロン・ハワード
  • ロン・ハワードが本気で映画を撮るとこうなるのか、という凝りよう。
  • 陽炎、雨、ピントボケ、の視界不良にイライラ、ハラハラするが、それが正しくF1レーサーのストレスへと貢献する作りになってる。
  • アレクサンドラ・マリア・ララは「待つ女」にうってつけの顔をしている。
  • 肺吸引の地獄にあってもダニエル・ブリュールの黒目はカメラにひっつきそうなくらいレース画面を睨んでいる。
  • 車のタイヤが地面に貼りついているせいか、雨のせいか、重力を感じる映画だったが、それだけに最後飛行機で飛び立つクリス・ヘムズワーズが切ない。
  • 視線劇が展開される映画でもある。