2021-02-06 ソウ #2000年代 #★★★★☆ #さ行 #制作国:アメリカ 2014/1/4鑑賞 監督:ジェームズ・ワン パッケージの印象で勝手に「白い」映画だと思っていたが、バスルームは念入りに汚されており不快なほどだ。さらに、写真家の作業場や、医者が浚われる駐車場もまた徹底的に汚されている。 21世紀にあんなスイッチで照明を点ける家に住む人間がいるだろうか。……かなり徹底して背景美術を作っている。 ジグソウの素顔を最後まで隠し通す本作は、彼が立ち上がる場面から逆算されて作られている。写真家の死んだふりは、ジグソウが一枚上手であることを示すための布石でしかない。 見る前はパズル的な作品だと思っていたけど、見た後にはジグソウという魅力的な悪役ばかり印象に残る。 これも脚本はリー・ワネル。