呉衣の映画トンネル

映画の感想(ネタバレ有)を置きます

世界の終り

2013/9/26鑑賞

  • 監督:ジョン・カーペンター
  • 見た人間を発狂させる幻のフィルムを追うというストーリー。
  • とても面白かったが、どうしてなのかが分からない。とんでもないことが起こっており、しかもそれが映画の嘘だということは分かりきっているにも関わらず、あくまで自然に映画は進む。これは特に部屋の奥に監禁されている天使で顕著。
  • あと、とにかく人と会う映画。『ヴィデオドローム』や『イベント・ホライゾン』のような「見てはいけないものを見る」という題材の映画ではあるけど、それ以前に、探偵もののフィルムノワールの骨格が見える。