2013/5/8鑑賞
- 監督:オリヴィエ・アサイヤス
- 実在したイリイチ・ラミレス・サンチェスという極左テロリストの半生を題材にとったテレビ映画を劇場版に組みなおした、その第1部。
- ひたむきな労働の映画、という印象がある。青春として撮っているかもしれない。
- サスペンスらしいサスペンスは逮捕されたアンドレがカルロスの目の前で告発する場面の前後くらいで、あとは労働に勤しむ極左テロリストたちを淡々と映しつづけるのみだ。であればその寓意は何なのか?
- しかし、拳銃やら手榴弾やらと肉体が交わるエロチックな濡れ場なんかは、アサイヤスらしいなと思ったり。エロいな。トイレにしろシャワーにしろ、水場がカルロスの救い手、憩いの場なのだろうか。