2021/1/24鑑賞
- 監督：マーティン・ユベルティ
- 大まかに、アルジェリア戦争中の1960年から、反ドゴール反乱が失敗するところまでをフランス外人部隊に入隊した一人のイギリス人兵士の視点から扱った映画。ポール・フォックスが主演で、その戦友をトム・ハーディが演じている。だいぶ痩せているが、あの特徴的な声はこの時から変わらない。
- 前半は、砂漠の基地を舞台に、軍隊映画らしいシゴキの場面が続く。脱走する隊員あり、岩と砂しかない荒れ地でターバンの兵士と交戦する迷彩服の外人部隊あり。
- 休暇では英語を話せる女性とのロマンスもある。フランスのアルジェリア占領に対する批判的な目線もあって、戦争の残酷な面も織り込まれている。
- ポール・フォックスによるモノローグと、ディゾルブが多用される。
- ９０年代～００年代くらいの真面目な戦争映画という感想を持った。
