呉衣の映画トンネル

映画の感想(ネタバレ有)を置きます

パララックス・ビュー

2016/3/17鑑賞

  • 監督:アラン・J・パクラ
  • パラノイア映画らしい細部のなさと、人工的なショットの数々(撮影がゴードン・ウィリスなので陰影バキバキのすごい画面が続く)、そこに粗野な刑事ものの雰囲気を混ぜたような印象。70年代アメリカ映画ってこういう感じだよね。
  • 中盤の洗脳シーンはもろにモンタージュ理論だった。
  • 自分はこういう閉塞感が強くて、世界の広がりに欠ける映画がどうも苦手である。