呉衣の映画トンネル

映画の感想(ネタバレ有)を置きます

ラ・ピラート

2016/10/27鑑賞

  • 監督:ジャック・ドワイヨン
  • ものすごいテンションで全力疾走する映画で、完全に置いてけぼりになってしまった。
  • 人間たちが肉体を躍動させながら、性的に結び合ったり離れたりする映画というか、、、何とも内容を説明しがたい映画だけど、出てきた登場人物の行動原理が次々と変わるような感じで、社会的な制約とか心の動きだとか、リアリティとかがほぼ無視されている。
  • 次の瞬間にどんなアクションが繰り出されるのかが読めない映画だけど、照明だけは完璧にあたっているためにかえって不自由な印象を受けてしまう。これは増村の『女体』でも感じたことだが。
  • きっと優れた映画なんだろうけど自分にはわからない、、、という枠になってしまったので、別の映画でうまくドワイヨンと出会い直したい。