2012/7/22鑑賞
- 監督:フランソワ・トリュフォー
- 自分が初めて見たトリュフォーだけど、なんだこのヒッチコックは、というぐらいヒッチコックの模倣ばかりで出来ていて吃驚した記憶がある。
- 撮影監督にニコラス・ローグ。
- スピルバーグが『マイノリティ・リポート』で現出させた、近未来に似つかわしくない牧歌的な郊外の場面はここからか、と思ったらあの空飛ぶ警官まで現れる。
- ヒッチコックで始まったこの映画が、最後になんだかんだブラッドベリの抒情まで至るのを見るに、そして雪の降らせ方を見るに、トリュフォーの資質は本来こういう甘い部分にあるんじゃないだろうかと思った。