2014/2/20鑑賞
- 監督:ジョー・ジョンストン
- 面白い。MCUフェーズ1で一番いい映画だと思うし、全フェーズを通じても一番かもしれない。
- フィクションであること、プロパガンダであることを自覚的に作品に取り込んでいて、キャップが国債集めに駆り出される場面が抜群に効いている。
- 往年のアメリカ万歳アクション映画の総集編のようでもあり、キャプテン・アメリカというコミックキャラの総集編のようでもあり、一人の青年が見た一夜限りの夢のようでもあり……。
- 断片的なアクションシーンは物語から自由であるから、単純にその場限りの見せ場として楽しい。そして、その断片ぶりが、この作品においては「もっと沢山あったことのほんの一部分」に見えてしまい、最後の台詞の切なさに集約されていく。