呉衣の映画トンネル

映画の感想(ネタバレ有)を置きます

女王陛下の戦士

2016.9.28鑑賞

  • 監督:ポール・バーホーベン
  • 148分版を見た。傑作『ブラックブック』の雛形ではあるが、どこか青春群像的なところがあり、ストーリー展開はバーホーベンにしてはややとっ散らかっていてあれほど面白くはない。単純に女王陛下という存在を据えたWWⅡ下のオランダという素材自体やりにくいんだろうけど。
  • 海岸が映るシーンでは、夜の帳の撮影などを頑張っていて、後年に比べると光に拘っている。
  • 謁見中にもかかわらず窓から丸見えの室内でヤってる英国の軍服ブロンド秘書が可愛い。バーホーベンって貧乳好きだな。