2021/7/25鑑賞
- 監督:江口カン
- 冒頭の殺人シーンのエフェクト効果の必要性は全く分からなかったが、その後はそれなりに堅実な捌き方をしていた。柳楽優弥は演技過剰で映画を壊しかけだけど、コスプレ感があまりなく本当にヤバい人の雰囲気があっていいね。
- うーん、後半は微妙。いよいよ柳楽優弥もやり過ぎで訳がわかんないし、他のヤクザや敵の暗殺者には最初から柳楽ほどの格がない(若すぎるし、コスプレにしか見えない)。
- かと言って敵役に柳楽みたいな、どちらかというとリアル路線の演技を置いたら、ファブルである岡田と並んだときにリアル系とスーパー系のロボットが対決するようなおかしさがあるので難しいのかもしれない。敵役も無言・無表情を徹底するのがいいんかな。というか説得力のある渋いおじさんを使って欲しい。
- 壁面をすいすいと上っていきアジトに侵入するシーンをはじめとして、岡田准一の身体能力は確かに凄いけど、建物内であるせいか、狭いアクションが多くて勿体なく感じた。