2016/6/6鑑賞
- 監督:フランク・カルフン
- イヴに残業で夜遅くまで会社に残ってしまった美女(レイチェル・ニコルズ)が、ストーカーの変態警備員(ウェス・ベントリー)に監禁されるという話。またこういう役やってるんだね、ウェス・ベントリー。
- (逆説的だけど)フェミニズムを織り込んだと思しき犯人像や、その犯人と女性の心理関係の変質過程はジャック・ケッチャムを連想した。
- あと映像がいい。タイトルにもなっている「P2(地下二階)」の表示を視覚的に利用する画作りがあって、ほかにも地上へとつづくシャッターが市松模様的なまだらになっているんだけど、それも利用する。
- レイチェル・ニコルズは頭の形が綺麗なので髪をまとめてると美しいと思うのだが、どんどんボサボサで『キャリー』のキャリーに近づいて行く。
- ウェス・ベントリーはキモい。美形なのに目が完全に死んでるのでキモい。動機はちょっと憐れみを誘うけど傍にいてほしくない……こういう人いるよね……