マリリン 七日間の恋
2013/8/3鑑賞
- 監督:サイモン・カーティス
- 素晴しい。川で泳いだデートの後の、疲労感を湛えた車内に差しこんでくる夕方の日の光に目を奪われた。あそこが飛び抜けて凄い。
- 基本的に主人公は「覗く人」であり、誰もがマリリン・モンロー(ミシェル・ウィリアムズが演じる)に見とれているだけの映画だとも言えるし、そこが良い。
- 真上を見て、ふわふわとけだるげに顔を揺らす姿であるとか、前後関係なく彼女のショットが入る。
- 最後同じようにモンローに見とれていた二人が試写室で話し、主人公はモンローの姿をスクリーン上に見る。「ここで終わってくれ」と思ったが、それは叶わなかった。でも別に気にならない程度に良い映画だ。