呉衣の映画トンネル

映画の感想(ネタバレ有)を置きます

L.A.ギャングストーリー

2013/12/108鑑賞

  • 監督:ルーベン・フライシャー
  • 一夜漬けのギャング映画知識で撮ったかのような軽さ。ライアン・ゴズリングの軽薄さ。コミックキャラのようにペラペラなキャラクターたち。あのスローモーションは、スタイリッシュではない。重力から解放されて、ただ軽いのだ。鍵や銃を投げ渡すのもそう。
  • しかし、「俺たちのやっていることはあいつらとどう違うんだ」と善悪について葛藤するような台詞を吐かせる等、なんだかセーブが掛かっているところが散見されてつまらない。もっと徹底して軽薄にすればいいのに、と思った。
  • エル・ドラド、西部の土地の奪い合い、早撃ちガンマン、メキシコ人の若者への継承、と西部劇のアイコンが目立つ。