呉衣の映画トンネル

映画の感想(ネタバレ有)を置きます

クリント・イーストウッド の検索結果:

オールド

…すごい(調べるとあのクリント・イーストウッドの娘であることがわかる)。正統派美人という感じではなくややファニーフェイスで、目が少し離れているのだけど、シャマランの映画に出てくるとそのファニーフェイスぶりが強調される。(この時点で、この映画すごいなと思う) 急速な老化現象は、サスペンス展開に活かされるものの、巻き込まれた登場人物の側にほとんど抵抗する手段が用意されていないので、実際にはサスペンス性はそこまで強くなく、ストーリーの求心力もやや弱く感じられた(打開方法が無さ過ぎて展…

アメリカン・スナイパー

…2/22鑑賞 監督:クリント・イーストウッド 以下は公開当時の感想。 総じて、ショットに目を見張るものはない映画である。まあ最近のイーストウッドはそういうとこで勝負する映画を撮らないけど。画面だけを見ても、他のイラク戦争映画とこれとを区別する印はない。ファーストショットからして既にショボい。嫌な予感がする。 視覚的な設計として「おお!」と思わせられるのは、クライマックスの砂嵐に包まれた銃撃戦・撤退くらいだろうか。 だが、素直な英雄譚というわけではない。 ありきたりだけど、この…

15時17分、パリ行き

…9/15鑑賞 監督:クリント・イーストウッド 以下は公開当時の感想。 イーストウッドの新作見てきました。なんだかんだ毎回見てるね。それで思ったのは、「やっぱり仕事ってよくないね!」ってことですよ。よくないわ健康とかに。 思えば、『アメリカン・スナイパー』のブラッドリー・クーパーも、仕事で戦争やってたから病んでしまったわけだし、『ハドソン川の奇跡』のトム・ハンクスだって、仕事だからあんなにねちねちと事故の原因を訊かれたわけだし、ほんと仕事に関係すると英雄もたまったもんじゃないよ…

リチャード・ジュエル

…8/9/15 監督:クリント・イーストウッド アトランタ五輪で警備員を務めるリチャード・ジュエルがベンチ下に置かれている爆弾を発見する。早期発見によって避難できた人間も多いが、それでも2人の死者と100人以上の負傷者を出す大惨事となった。この英雄的な行為で一躍ヒーローとなったリチャード・ジュエルだが、FBIが彼を容疑者として見ていることを報道した地元新聞紙の記事を皮切りに、マスコミの標的になってしまう。旧知の弁護士を頼って容疑を晴らそうとするリチャードだが、法執行官に憧れ権威…