呉衣の映画トンネル

映画の感想(ネタバレ有)を置きます

キュア ~禁断の隔離病棟~

2018/10/02鑑賞

  • 監督:ゴア・ヴァービンスキー
  • 金融マンとして働く野心家の若きエリート、ロックハートデイン・デハーン)は、勤め先の社長ペンブロークがスイスの療養所に行ったまま帰ってこないため、彼を迎えに行くよう命じられた。単身スイスに向ったロックハートは社長との面会を断られてしまったので、一度ホテルに戻ろうとするが、その途中で事故に遭い、気が付けば療養所のベッドの上だった。彼は閉じ込められてしまったのである。ところで、その療養所が建っている場所にはかつて館があったのだが、その昔に周辺の住民との争いの中で燃やされてしまったという逸話が残っている。
  • 世になかなかない、うなぎをメインガジェットに据えたゴシックホラーなのだが、特に意外でもない「真相」を引っ張るあまり上映時間が146分に達しており、中盤かなり退屈に感じられた。この題材なら2時間を切って欲しい。
  • 予告編では目を引くような絵作りがされていて、これはもしかしたら傑作なのではないかと思ったが、期待のし過ぎだったようだ。
  • ミア・ゴスが療養所に住まう幽霊のような妖精のような、不思議な少女を演じている。