呉衣の映画トンネル

映画の感想(ネタバレ有)を置きます

ジュラシック・ワールド 炎の王国

2018/7/18鑑賞

  • 監督: J・A・バヨナ
  • 狭い屋敷内を恐竜が動き回り、地下のオークションではパキケファロサウルスが人々を頭突きで飛ばしまくる、恐竜版ゴシックホラーが展開される後半(カーテンもゆらゆらと揺れる)。
  • また、レイ・ブラッドベリ「霧笛」的なというか、『ゴジラvsデストロイア』的な、明滅する火煙のなかに消えていくブラキオサウルスとの別れ。影を使った審美的なショットの数々。
  • などなど意欲十分な続編だが、テンポが悪いので前作の方が好きだ。シリーズ全体の中でも一番楽しめなかった。
  • ラストシーンではとうとう恐竜たちが外の世界に解き放たれる。この展開は次回作への期待を持たせる。