2014/6/19鑑賞
- 監督:ジョージ・キューカー
- 演劇っぽくあるけど、楽しい。キャサリン・へプバーンがクローズアップのカットを交えながら初めて父親に真っ向から反論する場面では思わず目頭が熱くなってしまった。あの「遊戯室」の多幸感。
- リュー・エアーズの酔っ払い弟は『アベンジャーズ』のロキのような可愛想な目元をしていて、彼が最後の場面でヘプバーンを逃がすためにひとつ活劇でもやってくれれば泣いただろうなあ。
- 場面に合わせて声の大きさを細かく変える繊細なディレクションが見られた(これは映画的かも)
- 立ったら引く、座ったら寄るといった、アクションや被写体に合わせた律儀なカッティングが見られる。
- 北野武が同名の短編を撮っている。