呉衣の映画トンネル

映画の感想(ネタバレ有)を置きます

アンデッド・ソルジャーズ

2016/1/28鑑賞

  • 監督:マーク・ナトール
  • 『ファーゴ』のように「実話に基づいた物語」というテロップが出されるが、そのくせ実話を装う気がさらさらなく、ナチスドイツ×オカルトホラーをやり始めてラストも収集はつけるつもりがない。
  • ヒムラーの指令書を持った美人教授を連れて、SS少佐の監視のもと、ドイツ国防軍の部隊が怪しげな森に入っていき、案の定ではあるが心霊現象や超常現象に遭遇することになる。
  • 多少ナチスらしい脚色はあるものの、目的物がマクガフィンなので、ナチス自体も交換可能に思えてならない。だからか、こちらが手前勝手に期待するナチス的細部には乏しい。
  • クソ映画としてある程度の水準は超えていて(極めて低い基準である)、ヒィヒィ言いながらも最後まではなんとか見れた。