2017/11/1鑑賞
- 監督:デヴィッド・リーチ
- シャーリーズ・セロン主演で、コミック原作のアクション映画。
- ベルリンの壁崩壊という混乱の直前にあって、信頼できない語り手が顛末を語り、実際のところ筋もかなりもやもやとして掴みどころがない。画面のつくりも人工的である。そのお話しのなかで唯一の証拠と言えるものがシャーリーズ・セロンの肉体についた痣であり、身体の疲労と痛みを強調したアクションシーンだと言わんばかりだ。アクションは流麗で演武のよう、というわけではなくかなり泥臭く造形されている。
- しかし、わたしは作り手のナルシズムが鼻について、さっぱりノレなかった。