2021-01-07 プレイタイム #★★★★☆ #1960年代 #は行 #制作国:フランス 2016/1/4鑑賞 監督:ジャック・タチ 商業ビル街の実物大の模型ともいうべき巨大なセットを、かなりしつこくカメラで撮り続けた映画。 ものすごく人工的な映画で、かつコントロールしている対象があまりに大規模なので呆気に取られる。非常に情報量が多くて、見る側の自由度が高い(といっても、ガラス張りのアリの巣ほどではない)。 徹底して人工的なことに意味があるとはいえ人工一辺倒というか、どこか破綻やゆるみ、破壊が欲しいなあと思ったところで「破壊」が起きるが、その「破壊」まで人工的である! 怪獣に粉々にされるところとか、あれば見たかった。