2014/10/10鑑賞
- 監督:デビット・ミショッド
- タランティーノ推薦のオーストラリア映画。
- スローモーションの多用も相まって意外にも感傷的な時間が長く感じられるけど、外堀の埋め方が巧いのでサスペンスの緊張感はなかなか見物。
- ジャッキー・ウィーヴァー扮するグランマが本性を現すところからが本番であり、畳み掛けるように美術館での会合に登場する「エズラ」なる女性も、他の登場人物にはない知的な悪という雰囲気があっていい。この辺りは本作の複雑なキャラ配置とフォーメーションのなせる魅力だろう。
- ただ、ピントをボカしたときの背景の見た目がダサいような気がした。