呉衣の映画トンネル

映画の感想(ネタバレ有)を置きます

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フレフレ少女

…になりかねない気もするが、まあ応援団なのに声が出てないことは詰められるべきだし、練習が足りてない(というか練習の描写がそれまではない)のは事実なのでそれほど不快感はなかった。 公開当時20歳だったはず(撮影当時はもう少し下か?)の新垣結衣はまったく高校生に見えないし、声が細すぎて応援団にも向いていないけど、そういった点も含め当時の新垣結衣を収めたドキュメンタリー的な価値も感じる映画だ。ただ少し長い。 監督の渡辺謙作は鈴木清順の弟子らしい。(特に本作は清順っぽいわけではないが)

殺しの烙印

2018/1/19鑑賞 監督:鈴木清順 映画前半は、ラフに撮られたカットと、人工的にきっちり決めたカットが混在していて楽しい。同じようなカットを使わないためにひたすらアイデアを尽くしているところもいい。次のカットがとにかく読めなくて、例えば、スピンしながら停車する車から人が飛び出したカットを、音楽に合わせ、手で車のドアを叩くカットに繋げる意外性にはハッと驚いた。 後半は籠城戦だし、女も出てこないし、ということで正直飽きた。