呉衣の映画トンネル

映画の感想(ネタバレ有)を置きます

バイロン・ハスキン の検索結果:

宇宙戦争

…10/5鑑賞 監督:バイロン・ハスキン 50年代のアメリカ映画なので(?)、セットやミニチュアが頻出し、画面の隅々までコントロールされている箱庭のような可愛らしさを感じた。一方で、ピコピコ音的なSEと怪光線、点滅しながら消えていく人間といった昔懐かしいグラフィックが作り物っぽさ含めてどこか人形劇的な不気味さである。 リベラルな宗教家を序盤で殺し、人間の軍事兵器はお約束として無意味であり、かくなるうえは科学に希望を託すしかないという風に進むかと思いきやあっさり暴徒に道を阻まれ、…

黒い絨毯

2017/5/11鑑賞 監督:バイロン・ハスキン 軍隊アリのパニック映画だが、エリノア・パーカーとチャールトン・ヘストンの恋愛がストーリーの大きい位置を占める。 女優を美しく撮ることについては、当時のスタジオの底力を感じた。 ダムを破壊したあとの濁流は本当に命にかかわりそうなレベルですごい。セットも粉々になるし。ただ、今見返すべきほどの映画かというと微妙な感じである。