2014/2/11鑑賞
- 監督:ジョン・フォード
- 霧の街で繰り広げられる一夜の映画として、まずは単純に美しかった。
- マーゴット・グラハムがブロンドの髪を露わにする瞬間とか、その髪が風に揺れる様とか、その彼女の顔にタバコの煙が吹きかけられるところとか。
- ウォーレス・フォードが射殺される場面の銃撃戦で、手すりを容赦なく壊していくところは西部劇を思わせる激しさ。
- 後半はやや深刻すぎてのれなかった。こんなに暗い映画もフォードは撮っているんだな。
- また、30年代ということもあり、ところどころサイレントかと思うような時間の流れ方をしている。
- ヴィクター・マクラグレンは某講演にもある通り、タバコを肩越しに投げ、男を軽く放り投げ、瓶を投げ、ガラスも割る。