2016/5/5鑑賞
- 監督:ラオール・ウォルシュ
- すこぶる面白い。破壊の連発。下品な女を美しく撮る。母の死を知ったジェイムズ・キャグニーが食堂で泣き叫ぶところは、エキストラにわざと事前説明をしていなかったか何かで、盗み撮りのようなリアルさが出ている。
- キャグニーの右腕的立ち位置にいるロバート・オスターローが、『パブリック・エネミーズ』のジェイソン・クラークを思わせるような顔の骨格だった。
- 品性下劣な美女にいびきをかかせ、ガムを吐き捨てさせ、しかしカメラを寄るときは美しく撮るというのが、ウォルシュの好みなのか何なのか。