2017.9.30鑑賞
- 監督:リドリー・スコット
- 世評はとても悪く、それも仕方のない出来ではあるけど、個人的には人体損壊の美学が炸裂していて楽しんだ。
- 水面に浮かぶ美女の生首を何度も映したり、フェイスハガーに寄生されエイリアンの母体にされたあと抜け殻になった女性の保存状態のいい死体が出たりとか。
- 他にも、最初にエイリアンの宿主となった男性が、エイリアンを産み落とす瞬間に「物体」になることがはっきりと分かるように撮られている。あの動きへのこだわり! 「シャワー室にいる人間をエイリアンが襲う」という展開にしてわざわざ裸に剥いてから死体を散乱させるところとかもいい。
- 大きな欠点としてカメラが(よくある)揺れまくりのガタガタで、見にくいとしか思えないので、アクションを落ち着いて撮って欲しい。